
タイトル、お気づきですか。アクセス良好、最高、諏訪湖。
そう。ラップです。
……はい。特にYo!な記事ではないのですが、語感がよくて意味合いがしっくりだったので思いついたまま書きました。
そういうわけで(どういうわけで?)、今回は諏訪湖に行ってきた話です。
湖は良いよね
私は湖がね、好きなんです。
海は、途方もなく大きすぎてちょっと怖い。私は陸の生き物ですから、どうしても、境界の向こう側には住むことができない。
同じ水の地でも、湖はちがいます。足元はしっかり大地が支えてくれて、「ここにいていい」と思います。体は支えられ、心はむこう岸まで通っていきます。
「自分をここにおいておける安心があるから、体を離れて心が広がっていける」
そういえば、これって私のライフスタイルの理想……に似ているのかもしれません。
足のついた、じわじわと喜びがしみる、それでいて変化を受け入れていく、そんな生活がしたいのでした。
いつか湖のそばに住みたいから、湖に旅する
いつか湖のそばに住みたい。でも、残念ながら今は遠い夢。それなら、ひとまず旅で湖を補充しようじゃないか。
そう思い立ったので、探しました。
・都心(付近)から公共交通機関で行ける、
・しかも駅から徒歩圏内の、
・静かで自然豊かな湖はないか……?
そんな都合のいい場所があるわけ……あったー!!(!?)
諏訪湖、まさに条件にぴったりなんです。
新宿駅から上諏訪駅まで特急あずさで2時間(特急は座れるのがいいし、旅感ある)。しかも駅から徒歩圏内に湖とその他見どころがまとまっている。これはたすかります。
湖ソムリエも納得の湖 諏訪湖
さて、私が湖ソムリエになるとしたら、ゆずれないポイントがあります。
・湖と遊歩道の間がなだらかで、遊歩道と湖の間に柵がない
・芝生か砂浜の上を歩ける
・いい感じにベンチや石など座れるところがある
・人でごった返していない
・水鳥が元気
(一応ですが、上記でない湖を否定しているわけではありません、もちろん)
諏訪湖は、全部満たしたすばらしき湖でした。湖畔公園は、芝生が広々のびやかで、芝生に座るもよし、ベンチに座るもよし、ぼーっとすべてを忘れて長居できそうです。春はひなたぼっこが気持ちいいだろうな。

水鳥たちは、寒さに負けずとても元気でした。オオバンはちょこちょこ水にもぐっていくし、カモは芝生のなにかをぱちぱちとついばんで、とんびはぐるぐる旋回してカラスと戦っています。カワウだけが湖の石像でお休み中でした。
勢いのある鳥たちを見ていると、良い場所なのだろうなと思います。
ちなみに秋なので、街路樹や、まわりの山々が紅葉して綺麗でした。
春には桜が咲いて、夏には花火大会もあるんだそうです。いいなあ。行ってみたいな。
近くの観光がこれまた心に効く
湖を堪能して帰るのも悪くないですが、せっかく特急料金を払って来たなら楽しみぬきたいというのがひとのさがです。
諏訪湖なら、それも安心。
うなぎと温泉と城があります。
- 湖おなじみ美味、うなぎ。食べて帰るとそれだけでなにかを達成した気がする。諏訪のうなぎもとても美味しかったです。
- 散歩のあと入ると最高、温泉。上諏訪には片倉館という重要文化財の日帰り温泉があります。重要文化財の温泉というだけで行ってみようと思うのに、さらに諏訪市湖畔公園から道路挟んで目の前というアクセスの良さ。
- 旅先にあったらとりあえず行ってみる、城。上諏訪にも高島城というお城があります。住宅街のなかにたたずむ、かわいらしいお城。淡い浅葱色の屋根が好きです。紅葉の日本庭園がとても綺麗で、近くに住んでいたら毎日行くだろうな、と思いました。
温泉とお城は、話し出すと長くなりそうなので記事をわけることにしました。あと、諏訪市のカフェもすごく魅力的だったので、それも。
心を休めて、楽しみと喜びで満たす
疲れた心は、まず休めることが大切で、そうすると次は楽しみを求める気持ちが出てくるようです。休むだけではなく、楽しみと喜びで心を満たして、それでようやく自分の中から力が湧き出てくるのだとか。
湖で心をやすめて、戻ってきた好奇心ですてきなものを探しに行って。これってやっぱりすごくいいなあと思います。
みなさんもぜひ諏訪湖、行ってみてくださいね。
今回も、読んでいただいてありがとうございました!ご縁に感謝します。
↓そういえば、日光・中禅寺湖も都心から近い湖ですね(渋滞から目を逸らしながら)