先日ガーベラを買ってきて眺めていたのですが、気づきました。
真ん中のもしゃもしゃしたところ、増えるんだ……!?
ガーベラの真ん中のもしゃもしゃ、増える
なんのこっちゃ、と思う方も多いと思いますので、まず画像をご覧ください。
真ん中のところ、増えてますよね……!? すごい。衝撃です。
ガーベラの真ん中のところ、一体何なのか
調べてみると、ガーベラは、実は「お花の集合体」でした。
外側の花びらに見える方が舌状花、真ん中のつぶつぶした方が筒状花と呼ばれ、それが寄り集まってできています。どちらにもおしべもめしべもあり、それぞれ完全な花です。
ばらしてスケッチしてみると図のような感じでした。ふたまたに分かれているのがめしべで、その周りの短めのがおしべでしょうね。
下の方の毛は冠毛と呼ばれ、タンポポの綿毛と同じものです(花と茎が繋がる緑のところをはがすと毛がもっさりと出てきます)タンポポとガーベラ、同じキク科なのでつくりも似ているというわけです。
ガーベラのまんなかのつぶつぶが増えたのは、「一つ一つの筒状花が開いた」というわけなのでした。
普段植物のつくりについて考えることがないので、こうして調べてみると面白いですね。幼い頃なら自由研究にしても楽しそう。普通の日常にもふしぎというのは溢れているのだなあと実感しました。
読んでいただいてありがとうございました!
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